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ブログ

Toscana訪問記-2

モンタルチーノへ向かっている車中ふと思う事が
今日は日曜日、今からの訪問は夕方
イタリア人が日曜日の夕方遅くに
自分でアポをとったものの大丈夫なのか・・・

しかし、そのような懸念はすぐに無くなりました

次なる訪問先「Poggio Antico」
ブルネロでも標高の高い地域ひんやりと肌寒い
ワイナリーの庭先から一望できるモンタルチーノの村々
快晴の時にはリグーリア海まで見えるとか
ここで、畑とこの地域のレクチャーを30分

その後、醸造施設とセラーを60分かけ見学
昔ながらの大樽熟成を基としたセラー内
自身の背丈よりもはるかに大きな樽に圧倒
しかもその大樽が、ずら〜っと居並ぶ空間はまさに圧巻
しかし、ここまで4軒のワイナリーを訪問をこなしてきた皆様

質問が出る出る、まるでワインジャーナリストみたいに

セラー内から移動し、いよいよテイスティング
案内された部屋に入ると一同「おおお〜!」テンションMAX!
そこには参加者各自の名前、日付が記載されたテイスティングシート
シート上には6脚のグラスが用意されています

ここでは今までに無かったテイスティング形式
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ アルテロ」1銘柄の
2013年〜2008年までを飲み比べる垂直テイスティング!
その壮観な光景に皆さまびっくり
「なんでここまでしてもらえるの」なんて声も・・・デスヨネ
各年の気象条件や生育具合などを
じっくり説明していただきながらのテイスティング
ワインジャーナリストみたい
ここでも「1つ質問すると100答えてくれる」本当熱心なのです
その熱心さに私も皆さまを差し置いて質問の嵐!

そんなこんなで90分以上経過したところで
「みんな外に出て!早く!早く!」
どうしたのでしょうか・・・ざわざわしながら
最初にレクチャーを受けた庭先へ
そこで目にしたのは言葉では表現するのができないほどの夕焼けが
夕方から雨の予報だったのにこんな夕焼けを見れるなんて
皆さま言葉を発することなく、ただただシャッターを

おもてなし、味わい、雰囲気、全てに感動した後
余韻に浸りながら直売所でワインショッピング
皆さま、買う買う

あっという間の感動の時間が流れ
名残り惜しいですがPoggio Anticoともお別れ
日曜日の夕方から、こんなにも・・・

Grazie mille Nicoleta!
Grazie mille Martina!
Grazie mille Poggio Antico!

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Toscana 訪問記-1

シャンパーニュを後にし、ミラノで一日休息
翌日早朝7:30一路トスカーナを目指し爆走
お昼前にカステッリーナ・イン・キアンティに
目指すワイナリーは「Castello di Fonterutoli」

それまでのシャンパーニュとは違った趣で
参加者皆さまの眠い目も一気に覚醒
早速エントランスにてワイナリーの歴史を40分ほど


その後、屋外の広〜い敷地へ
所々に透明な蓋で閉じてありますが丸い穴が
何かと訊ねてみると
「収穫選別したブドウを穴から地下タンクへ」
「重力で身を軽く粉砕し発酵へと誘います」
知識として知っていることでも、聞くと見るとでは大違い

感心しながら、地下醸造施設へ
先ほどのタンクが鎮座している中を進んで行き更に地下へ
そこに広がるのは圧巻の空間が
数えきれないほどの樽・樽・樽
皆さま、ただただあっけにとられている様子

ちょっと奥に進むとなんと鍾乳洞が!
この地下セラーを建設する際に
鍾乳洞を偶然見つかったそうなのです
これにより最適な温度と湿度がキープ
確かにひんやり

神秘的とさえ感じてしまう空間を後にし地上へ
いよいよテイスティング、同じ品種、同じ生産者でも
醸造に携わっている方の話を聞きながらでの飲み比べはとても勉強になります
皆さま真剣にまじめに聞き入っています
そして、自己防衛のために断腸の思いで
全てを飲み干すことなくテイスティング、あっという間に時間60分をオーバー

この後はワイナリー直営のレストランでランチ
ミネラルウォーターやカトラリー


至るものが、いちいちカッコいい
もちろんFonterutoliのワインを飲みながら

 

お腹いっぱい、胸いっぱいのひと時

この後は、いよいよモンタルチーノです

Grazie mille Fonterutoli!
Grazie mille Matteo!

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champagne 訪問記③

前日に訪問した「ジャクソン」 と 「クリュッグ」
この2軒には深い関係があります
「ジャクソン」で修行していたジョセフはその後に独立
独立して創設したのが「クリュッグ」
ジョセフとはクリュッグの創設者、ジョセフ・クリュッグ氏!

そして「クリュッグ」の特徴の一つである「木樽発酵、木樽熟成」
この手法を行っているのはシャンパーニュでもごく僅か
同様の手法で「レコルタンのクリュッグ」と称され
これから訪問するワイナリーが「VILMART」

漠然と訪問先を決めたのではなく
関連性のある3軒を訪問、我ながらいい流れ

ちょうど建物のリニューアル工事中
という事もあり、ちょっとバタついた庭先
しかし室内に入るとそこには凛とした静寂

まずはワイナリーの歴史を30分ほど勉強
その後、すぐに醸造施設を60分ほど見学
家族的で小規模なワイナリーですが、そのこだわりは半端ナイ
しかも「1質問したら100答えが返ってくる」ぐらい、とにかく熱心
地下のセラーへ降りてみたらその広さに圧巻、確実に迷子になります

伝統的な手作業によるルミアージュ
鎮座している歴史的価値のある年代物など
まさに瞬き厳禁な空間が広がっていました
訪問3軒目ともなると質問が出るわ出るわ

その中で参加者の一人が「ボランジェ」のボトルを発見
何故ここにあるのか聞いてみたら
「よく見つけたな」
「ぶどうの一部はボランジェに売っている」
「基本5年間契約販売しているのさ」
「その後、改めて協議の後、販売先を決める」

そんな事を話しながら地上へ
奥に広がる樽を横目にいよいよテイスティング
さすがに参加者皆さま堂に入ったもの
香り、色合いなどを確かめ、ゆっくりと口の中へ
皆さま、じっくり堪能されていました
6銘柄のテイスティングの予定が
ここでもサプライズの1本秘蔵のロゼが登場!

アッという間に予定時間を50分もオーバー
後ろ髪を引かれる思いでワイナリーを後に
目指すはイタリア・トスカーナ!

Merci Patricia !
Merci VILMART!

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Champagne訪問記②

JACQUESSONを後にし、私たちを乗せた車はランスの中心部へ
途中、余韻に浸りながら遅いランチを済ませ
次なるワイナリーは・・・「KRUG」
まさかここに訪問できるなんて、私が一番驚いていました

まさに迎賓館といったような佇まいにびっくり
エントランスを抜け入った部屋にまたびっくり
「今日はこの部屋が貴方たちの部屋です」
「自由に使って下さい」・・・どう使っていいのか

この部屋でいきなり「Grand Cuvee 166EME EDITION」
皆で飲みながら、メゾンの歴史の勉強を30分
心地良い木漏れ日の中でのひと時・・・最高!

その後、地下の醸造施設、セラーを90分かけじっくり見学
「ここでは※※※※は撮影禁止!」
以前、心無いSNSへの投稿で痛い目にあったそうで
ちょっとピリッとした空気に
しかし、その後は和やかな空気の中での見学
歴史的なボトルがいたるところに眠っています
博物館にでも来た気分になります

見学も終盤に入った時に「もうテイスティングはないよね」という声
私も「無くてもしょうがない、これだけでも十分」と思っていました
階段を上がり部屋に入ったところ、びっくり
そこは圧巻のテイスティングルームでした

ただテイスティングするだけでなく
使用するブドウ品種をイメージした音楽
テイスティング銘柄をイメージした音楽
これらをじっくり聴きながらのテイスティング、異空間、アメイジングな世界でした

まさに「完璧」「荘厳」「極み」
これら言葉がピッタリな時間、空間を堪能、もう胸いっぱい

Merci SEBASTIEN !
Merci KRUG !

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